歯科健診

「噛ミング30」ってなに?

厚生労働省では、「ひと口で30回噛む」ことを意味する「噛ミング30(サンマル)」運動を展開しています。 食を通して健康寿命を延伸するため、子どもから高齢者まで食べる器官であるお口の健康と関連 させて健康づくりの視点から「食育」を推進していくことがねらいです。

一生を3つのステージに分けて食育を推進

小児期

噛み方、飲み方、味わい方などの「食べ方」を保護者から教えてもらい、しっかり噛むという習慣を身につけます。

成人期

しっかり噛むことによって生活習慣病の予防や対策につなげます。「食べ方」を通して働く人の心とからだの健康を保ちます。

高齢期

噛む力が衰えてくるため、よく噛んで食べ物を細かく噛みつぶすことで、飲み込みやすくなり窒息予防になります。

メタボの人にも「噛ミング30」がオススメ!!

たくさん噛むことで、肥満の予防になります。

  • 食べるのが遅くなって満腹感が得られやすくなるため、食べ過ぎ防止になる。
  • 視床下部から神経ホルモンが分泌され、食欲が抑制される。
  • 交感神経が刺激され、代謝が活発になり、消費カロリーが増加する。
  • よく味わうことで、薄味、少量でも満腹感が得られる。

よく噛むためにも、お口と歯の健康は不可欠です。みなさんも「噛ミング30」を目指して、健康なお口を目指しましょう!!